日本酒(和酒)

日本酒(和酒)

 

お酒は発酵品として世界中にあります。 噛み酒から、一番簡単な葡萄酒、最上困難な日本酒まで、たくさん世界にはお酒の種類があります。

 

なかでも日本酒は2段階の工程がある世界にはない手法を使っています。

 

日本酒とは米と麹と水だけでアルコール発酵させた酒と定義されます。

 

アルコール発酵とは糖分をアルコールに変えて炭酸ガスを発生させます。 

 

日本酒の原料のコメには糖分が含まれていないため発酵ができません。 そこで麹を使い米のでんぷんをブトウ糖に変えて酵母でアルコール発酵するのです。

 

 

糖化とアルコール発酵をする「並行複発酵」を行い日本酒ができるのです。 こんな方法をしているのは日本酒だけです。

 

ビールやウィスキーもでんぷんを糖化して発酵させますが、別々の工程をして製造しています。

 

すごいですねえ。 日本酒。 どうしても米から酒が作りたかったんでしょう。 知恵をしぼって作ったんでしょう。

 

日本酒の薬効

 

実はブドウ酒(ワイン)は日本薬局方に収載されており、日本薬局方ブドウ酒としての販売もされています。

でもなぜか日本酒は収載されていません。不思議ですねえ。 

 

(アルコール)エタノールは日本薬局方には載っていますが、内服用としての効能はございません。

 

一般的にアルコールは血管を広げて血流改善作用があるので、少量を飲む分には冷え性にはとても有効でしょう。

また成分にはアデノシンという成分も含まれているのでこの成分も血管を拡張させますので冷え性にはいいでしょう。 まあ昔から日本酒は百薬の長という異名までありましたので、本当のことです。

他にも食欲増進作用、リフレッシュ、肌の潤い、血圧低下、記憶力改善とまあすごいですね。

 

一日1合が目安ですが、飲めない人もいるので飲めない方はそれはなめるだけでもいいと思います。

 

ただお酒にはアルコール添加してるもの、アミノ酸などを添加しているものもあるのでご注意ください。

ではなぜそんなことが必要なんでしょうか?

 

実はこの話は戦前にさかのぼります。 いろいろな会社が生産調整のために統合されたり、閉鎖されたりしました。電力会社は50社以上あったのに、6社に統合されて今も戦時中が続いています。 ですから世界でも高い電力となっています。 6社といっても競争がないため独占状態なんですね。

 

お酒は生産調整もありますが、3倍醸造という戦時下に認められてた製法がいまだに許されていることでしょう。

ワインで説明すると、1本のワインを3本にするんだけど、味も、色も、アルコールも三分の1になるので、アルコールを添加しましょう、色素を添加しましょう、味が落ちるので糖分やアミノ酸など添加しましょうという製法です。いまだにこの製法のお酒が認められているのは驚き(平成18年からこのような3倍増醸清酒は清酒ではようやくなくなった)ですが、戦前はすべていまでいう純米酒だったのです。

純米酒はこの3倍醸造に対して差別かするためにつけられた呼称です。  

 

日本酒を買うときには裏の表示をしっかり見て、米、麹、水としか書いてないお酒を買ってくださいね。それが本来の日本酒なのですから。 3倍醸造はべたべたするし、頭が痛くなったり、悪酔いしますから。

 

私が驚いた蔵元があります。 それは千葉の寺田本家さんです。 ここのお酒はすべて本物です。 さらにすごいのが、玄米酒です。 玄米からはお酒はできないのですが、ここは作ってしまいました。 すごい炭酸で一息飲めませんが、本物です。 そもそも種子というのは古代蓮というように1200年も経っても芽がでるような強固な殻をまとっているのです。 

 

リスが頬に種をほおばっているのは、実は意味があって水分を種に与えることで、強固な種皮が酵素によって敗れらて食べれるようになるということなんですね。

実はこの理論と同じように玄米をまず糖化できません。 ではどうするのかそれはリスと同じことをして種皮を内側から穴をあければいいのですね。それをこの蔵元さんはやってしまい、お酒まで造ってしまったのです。 今となれば製法が分かっているので、この蔵元さんだけではないと思いますが、びっくりしましたよねえ。

 

ですからちゃんと作った日本酒は適度に飲む限り私は薬ではないかと思うわけです。 

 

こんなすばらし日本酒(和酒)が 日本薬局方に収載されていないなんて残念でなりません。

 

私は個人的には樽酒が大好きです。

 

 

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