葉隠入門を読んで 3
葉隠入門を読んで 3
上には上があるものだ。
中の位 自分の欠点にも気づき、人の欠点も分かる
上の位 すべてを自分のものに消化して自慢ができ、人が褒める喜び、他人の足らない点を嘆くことができる。
上の上の位 表面に出さず知らないふりをして、人もうまいと思う。
上の上の上の位
択一した至極の境地がある。
道に深くいれば終わりのないことに気づき、これで満足だということにはならない。
自分の足りない点をよく知って一生の間いこれで十分だと考えることなく慢心もなく、卑下することもなく過ごす。
深いなあと思います。道に入るというのが最終的なゴールなんでしょうか
ただゴールではなくて、どれだけしても十分だと思わず、おごらず、また私はダメだとか凹まず、日々精進を行っていく。 私は常に何かを会得すると慢心する心があり、傲慢になることが多く、どうしたらいいのかとずっと考えていました。
自信=慢心=傲慢 この単純な思考でした。 しかし少し考えました。
45年考えた結果(ながっ!)、自信を持つことは他人は関係がないこと。また慢心、傲慢は他人がかかわることだと気が付きました。 自分で自分を信じることが自信なのですから。 ばかですねえ こんな単純なことに気がつかないなんて とほほ。
ですから私の結論は自分自身に対して自信を持つことは問題なく、他人に関しては謙虚であればよろしいと思いいたった次第です。
この世の問題の課題は80%くらいが人間関係でしょう。
自分以外とのコミュニケーションをどうとるかによって、気持ちがよくなったり、腹が立ったりします。
まず自分がどうあるべきか、まず自分が自律して自立する必要があります。 自分に起こるイベントはすべてご自分が引き起こしたものであると引き受けることを引き受けないと、何も事態は変わらないでしょう。
いったい自分はどのくらいなのか? 上の上の上の位にはまったく到達していないことはわかります。 俺ってすごいだろ!って保育園児みたいなところがあるもんな。
まあ人生は長いのだからこれから精進していこう!