武士は食わねど高楊枝の本来の意味は?

武士は食わねど高楊枝

 

これは日本人なら知らない人はいないくらい有名な文言です。

通常この意味は見栄っ張りの代名詞的な言われ方で、食後にゆうゆうと爪楊枝を使うことでかつて武士はたとえ生活が貧しくて食事が満足に摂れない状況にあっても満腹を装って売楊枝を咥えて見せるべきという見方です。

これが高じてやせ我慢して見栄を張っているという皮肉をこめて使われるようになったようです。

 

 しかし本来の意味は「貧しい環境であっても表にはそれを出さずに気品高く生きていくべきである」という武士の美徳のことを表現したのです。この考え方は一歩間違うと見栄っ張りととられかねない微妙な表現です。

 

 ここに日本人独特の美徳、倫理観が存在したことは間違いないでしょう。そして今は武士は存在していませんが、その武士の子孫たちが日本には数多くいて、日本人の遺伝子にしっかり残り発揮されていると私は信じています。