因幡の白兎(和方話)

因幡の白兎(和方話)

 

神話の話ですが、内容がすごいですよね。 サメをうさぎがだまし、皮をはがれて泣いているところに大国主命がきて助けてあげる話です。

 

サメを兎がだますなんていったいどんな環境だったんでしょうね。

 

私はこれは思入れがあります。それは小学校の学習発表会にて因幡の白兎をやりました。

私はサメの役と大国主命でした。なぜかこれだけはじじいになった今でもよく覚えているのです。

 

その時に使ったのかが蒲の穂です。生薬名は蒲黄(ほおう)といいます。

 

血管収縮作用で止血作用を発現させるわけですね。 これを大国主命がこの蒲の穂をほぐして、兎につけてあげたのです。 兎はもう二度とだましませんといって助けてもらいます。

 

ずっと気になっていたのですが当時から薬、特に天然薬に興味があったのでしょうね。

 

私はいったん合成化学を専攻するも、試薬のメチルリチウムが床に落ち、煙が出てきたときにはこれはまずい。 こんな風に作った薬は体にいいはずないと思い、漢方薬メーカーにいきましたから。 合成化学を専攻していて漢方薬メーカーとは天と地ほどの違いです。

 

ガマの穂は私が住んでいる田舎にはまだまだ沼や池があるので見ることができますが、都会はもうみることはできないでしょうね。

 

大昔の人は道端に生えていた草が食えるのかどうか、薬になるのかどうかをよく知っていたのでしょう。 今は科学がすすんでしまい、そのような古人の智慧がどんどん失われてきています。とても寂しい限りです。

 私も身近な草を調べて、食えるのか、薬になるのか和方の視点で微力ですがご案内していきます。