ところてん(和方食)
ところてん(和方食)
天草やオゴノリなどの藻をゆでて冷やして固めたもの。 私が住んでいる愛知県では3杯酢でなぜか箸一本で食べるんです。夏の風物詩かな。 おかずでもないし、デザートでもないし、おやつですね。
海藻を煮て放置したところ固まったのでところてんが発見されたとされるようです。
これはアガロースという多糖で人間は消化できません。
しかしカロリーはないのでダイエット素材ですね。
それに高血圧、コレステロール低下 動脈硬化予防 腸内細菌の餌になり整腸作用があります。
つまりオルメテック、アムロジピンなどの降圧剤、リバロなどのコレステロールを下げる薬はなんとところてんで済んでしまうのです。
血圧は年齢+90が基準ですから、基礎疾患がなければ60歳なら150あったって不思議ではありません。 逆に今は猫も杓子も120にコントロールすべしとなっていますので、低血圧になってしまい、虚血性認知症が増えています。誰もいいませんが。 認知症になったらアリセプトが処方されるだけです。 原因は降圧剤による低血圧で、低血圧により頭に血が回らないということです。
朝起きにくい、体がだるい、やる気が出ない、顔色がわるいという自覚症状があったら要注意です。
低血圧性のうつ病とか診断されて、こんどは抗うつ剤が処方されることになります。
昔の日本人がここまで考えて食べていたとは思えませんが、単純に触感を味わったのではないかと。
さらにアガロースはアガロオリゴ糖に分解されますが、これが抗ガン作用をしめします。
なんと癌細胞のアポトーシスを誘導するんですね。
このアガロオリゴ糖は酸によって分解されるので酢で食べるというのは実に理にかなっていることになります。
日本人の深い智慧には知れば知るほど感銘をうけます。
ご先祖様ありがとうございます