納豆(和方食)
納豆
発酵食品の代表選手です。 日本人だけの納豆でしたが、現在は世界に広まりつつあります。
またナットウキナーゼの働きも注目されています。
腸内細菌を整えたり、血栓を溶かしたりして血液をサラサラにしてくれます。
すごい食品ですよ。
そもそもなんで納豆というのでしょうか?
それは納所(台所)で作っていたので、納所豆から納豆になった。
桶やつぼで作っていて貯蔵されていたので納めた豆から納豆になった。
神棚に備えてあった煮豆にしめ縄が触れて豆が糸を引いて、おいしい食べ物に感謝して
神様に納めた豆ということで納豆になった。
まあどれもそれっぽいけど、納豆ロマンということで結論はださないでおきましょう。
他にも発酵食品といえば、豆腐、みそ、しょうゆ、魚醬、お酒とありますが、一番驚いたのは、コウモリを発酵させて食べるというものです。
古の智慧が発酵という工程なんですね。
私自身は両親が納豆が嫌いだったため、(というより愛知県は関西よりなんだろうと思います。)食べる習慣がなかったので、初めて食べたのは中学生のころに食べました。 こんな臭いものをどうして食べるのか? 謎でした。
しかし食べると臭みとは別にうまみがあってうまいなあと驚いたものです。
納豆は日本の食文化の粋ですね。 今は私も大好きな和方食です。
ワーファリンなどの血液さらさらにする薬を飲んでいる方は、残念ながら納豆は薬の効果を弱めてしまうために、あまりお勧めできません。残念ながら。
納豆の摂取は閉経後の女性の骨粗鬆症での骨折リスクを低下させる論文が出ていました。
豆腐や大豆ではだめなんですって。納豆でないと。 不思議ですね。 納豆。