カラスノエンドウ
カラスノエンドウ
春になるとそこら中に伸びてくる雑草です。 原産は地中海あたりです。
この植物は変わっていて花外蜜腺という腺をもっています。 ここから分泌される蜜を求めてありんこがきます。
よく知っていますねえ。
またアブラムシがカラスノエンドウの汁を吸って、ありんこがおしりをとんとんとつくと、あぶらむしがおしっこをします。 このおしっこがありんこには好物のあまい汁です。 見事な共生関係ですねえ。アリがいるところはほかの昆虫は怖くて近寄れません。カラスノエンドウを舞台としてこのようなドラマが繰り広げられているのです。
学名 Vicia sativa subsp. nigra マメ科
食用 初夏のさやが食えます。
薬用 全草を胃炎 利尿 解毒作用 黄疸に応用します。
服用用法 乾燥したカラスノエンドウを5gから10gを600mlで煎じて3回に分けて服用します。
カラスノエンドウ
花言葉 小さな恋人たち 喜びの訪れ 未来の幸せ
撮影場所 愛知県知多郡阿久比町