松針葉抽出物は急性拘束ストレスマウスモデルにおける海馬記憶障害を予防する

松針葉抽出物は急性拘束ストレスマウスモデルにおける海馬記憶障害を予防する

 

松葉エキスがストレスに効果があるとは知りませんでした。 これだけ身近にある松葉ですが、あまり応用されていません。 この現代社会においてストレスとは切り離せない時代です。

 

 

joumal of Ethnopharmacology  Vol.207 Page 226-236 (2017)

 

赤松葉は伝統的な漢方薬として精神健康障害を治療するために伝統的に使用されている。ここではストレスによる記憶障害に対する松針葉の民族薬理学的関連性を検討した。 ストレス誘発性海馬興奮毒性に対する30%エタノール松葉エキスの調整作用を明らかにするために、著者らは急性拘束ストレスマウスモデルを採用した。マウスを9日間経口(2250mg/kg 100mg/kg)またはアスコルビン酸(100mg/kg)を投与し3日間のための拘束ストレス(6h/d)に供した。 空間認知および記憶機能を評価するために、morris水迷路を実施した。拘束ストレスは記憶障害を誘導し、これらの効果は松葉エキスで顕著に防止された。 血清/海馬におけるコルチコステロンとその受容体のレベルは拘束ストレス、松葉エキス処置により正常化したが増加した。 拘束ストレスが増加するグルタミン酸レベル、腫瘍壊死因子、TNFαのレベル変化と不均衡な酸化ー抗酸化バランスバイオマーカーにより示されるように海馬興奮毒性、炎症反応および参加損傷を誘発した。 グリア繊維性酸性たんぱく質陽性星状細胞とニューロン核陽性ニューロンに対する二次免疫組織化学活性は特に海馬のアンモン角3領域における興奮毒性の知見を指示した。 これらの変化は松葉エキスの投与により減弱していた。 以上の所見は松葉エキスは厳しいストレス条件下で海馬興奮毒性派生記憶障害を調節する薬理学的特性をもつことを示した。

 

グリア繊維性酸性タンパク質 アストロサイト内に認められる線維性タンパク質で、神経損傷あるいは病気に応答             して著しく増加する