めまいについて
めまいについて
めまいは、回転性と非回転性があります。 どちらにしてもひどいを吐いてしまい、立ってられません。
医療用ではメリスロン、アデホスコーワ、トラベルミンが使われます。
一般用ですと、生薬系の薬や、パニオン興和があります。 ATP60mg/日です。
これはアデホスコーワと同一成分ですが、アデホスコーワはATP300mg/日となります。
市販品と医療用と比べると、市販品は1/5となります。 とても少ないですね。
市販品でも3錠/日ではなく15錠/日を飲めばアデホスコーワと同量になります。
しかし市販品と医療用で1/5というのはすごい少ないですね。
漢方では医療量と市販は1/2くらいです。 最近は満量処方として医療用と同量の漢方薬も販売されるようになりました。
作用機序は血流やリンパの流れをよくして改善していきます。
一方、漢方薬はどうかというと苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)がめまいの特効薬となります。 考え方はよく似ています。
漢方では利水、利尿という考えがあります。 利尿と聞いたことがあると思いますが、利水ということは聞いたことはないと思います。
プールでいうと、栓を抜くのが利尿、栓を抜かないで、流れを作って濾過してプールの水をきれいにして循環させるのが利水という考え方です。 水が滞っており、淀み、浮腫んだりするわけです。 その流れをよくすることでむくみを解消したり、めまいを解消したりします。
西洋医薬では利水という考えがないので、むくみというと利尿剤を飲まされます。 体力がない女性が利尿剤を飲まされると血圧も低下するので、動けなくくらいの倦怠感がくる患者さんもいます。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は医療用もありますが、市販品も販売されています。
試される価値はあると思います。 私はサラリーマン時代、多忙を極めていたころ、非回転性のめまいがありました。ある学会で苓桂朮甘湯が効くというというので服用してみたところ、一日12回も発作が起こっていましたが、2週間ほどで発作が激減し、1か月ほどで発作がゼロになりました。
今となっては完全に治癒してしまいました。 今は全く飲んでいません。
非回転性のめまいの症状は首と体が分離してしまい、何も考えられくなります。
さらに吐き気があり悪心がありました。 吐くことはありませんでした。
ただしその発作は数秒から数十秒と短かかったです。 発作がくるときは前兆があり、あ!くるなとわかりました。
めまいで苦しんでいる人は苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)は試す価値がありです。