足がつるときに効く薬

足がつるときに飲む薬は芍薬甘草湯

 

 

こんな薬があるんかいなとお思いでしょうが、実は足がつるのを治す薬があるんです。 漢方では超有名な処方 芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)といいます。

 

強烈な汗をかくゴルフでの足のつりはよく知っていて、お医者さんでゴルフやる人でこの処方を知らない人はいないくらい有名です。

 

電解質の激変が筋肉のけいれんを引き起こすわけです。あとは薬の副作用で起こる場合もあります。血圧をさげる方法がいくつかありますが、血管を広げる作用の薬は比較的つりやすくなります。

寒くなったり緊張したりすると血管が縮みますから。 ぎゃくにリラックスしていると、血管は広がり血圧は下がります。ここの作用する薬です。

 

芍薬甘草湯の効き方は数十秒から数分以内です。 大変よく早く効きます。 これは現代の薬理学では説明できない効き方です。 成分が体内へ吸収されて患部にいき、効果を発現するという流れでは、そんなに早く吸収もされないし患部にもいかないからです。 注射でもしないかぎり。

 

これを説明できるのは芳香療法か味覚療法でしかありません。しかしながら芳香療法はイギリスで国家資格となっていますが、味覚療法自体現代では治療法自体が認識されていません。漢方では5味といって、すっぱい、にがい、辛い、甘い、しょっぱい味が治療の要素して考えて処方しています。

 

わかりやすいのは苦味健胃薬といって苦味をとると胃酸が分泌されるのはわかっています。 さらにグレリンというペプチドホルモンまで動かすことも分かっています。

漢方は多くは作用機序が不明ですが、それは現代の薬理学が自然の智慧に追い付いていないのであって、現代科学で解明できないから漢方やハーブは効かないという理論で隅に追いやられているのは私としては胸が苦しいです。

 

最近はこのペプチドホルモンによって漢方やハーブが説明できるようになってきました。 これからもっと解明されてくるとおもいます。 ちなみにグレリンは胃の働きをコントロールするペプチドホルモンです。 病名ですと、機能性ディスペプシアとなります。 機能性ディスペプシアは胃カメラを飲んでも異常がなく、食欲はあるけど、食べると冷や汗をかいたりしてたくさん食べることができない症状です。 この症例には漢方では六君子湯(りっくんしとう)があります。 この六君子湯もなんで効くのかずっとわからなかったのですが、このグレリンの分泌を促進することが分かったんです。 漢方や古くて新しい薬なんです。

 

将来味覚療法のような治療方法がでてくるといいです。 味と病気の関係性もわかったりして。

 

 

芍薬とは

 

芍薬というのはたてば芍薬すわれば牡丹の芍薬です。 その芍薬の根っこを乾燥したものを使います。この芍薬は実に優れていて、鎮痛薬としては合成薬をしのぐと私は思います。 というのは合成薬での鎮痛剤は広く一般的に使用されているのはカロナール、ロキソニン、アスピリンなどなど。 鎮痙薬(腹痛)には使えません。 腹痛はブスコパンに代表されるように薬は変わってしまうのです。 しかし芍薬はなんと鎮痛薬でも鎮痙薬でも使用できるすぐれものなんです。 

 

甘草とは

 

甘草(カンゾウ)というのはあまり知られていませんが、甘味料でさまざまな食品に使用されています。 とっても甘いので、甘草といわれます。江戸時代に日本で栽培されていました。 山梨県にある甘草屋敷というところです。 現在はもちろん栽培はされていませんが、観光地化されています。こちらも業界では有名な場所となっています。  

 

最後に私が使った感想をお伝えします。私はあまり足がつったことはないので、足のつりではテストできませんでしたが、筋肉痛に効くかどうか試してみました。 

 

通常筋肉痛になると、痛くて動けなくなるのですが、芍薬甘草湯を飲むと即効性はないにしろ、1日で筋肉痛の痛みが少し和らぎ、痛くても動けるようになりました。