咳止めが効かない咳がある?2

咳止め薬の選び方

 

咳ってうっとうしいし嫌ですね。

咳には2種類あるんです。

 

中枢性の咳

 

これは脳の反応で異物が入った時に出る咳です。 全く問題はありません。

また市販の薬のほとんどがこのタイプに効く薬です。

 

中枢性の咳の特徴

 

痰が絡んだり、異物が入った時に出る咳です。 連続する咳ではない単発の咳です。 コンコンレベルです

 

効果のある咳止め薬

咳止めシロップ全般、市販の咳止め薬のほどんどが効果があります。

 

末梢性の咳

 

この咳は簡単に言うと喘息と思っていただいて問題ありません。 喘息は慢性の状態ですが、風邪をひいたりしたあとに一過性の喘息になる場合があります。この咳が実にやっかいなのです。

病院にいっても咳がでると話しても通常中枢性の咳止めをまず出されます。 

 

しかし病院ででている咳止め薬を飲んでも効かないというのでよく相談をうけます。患者さんには咳に種類があることを知らないので、咳が出るとしか説明できないのです。 また先生には咳というと中枢性の咳しか頭に浮かばないからです。このような状況から咳の種類と薬がミスマッチが容易に起こってしまうのです。

 

また薬局でも咳の種類に関しては、あまり認識がないので、病院での薬を飲んでも咳がとまらないのですと相談してもおそらくほとんどわかってもらえないでしょう。

 

末梢性の咳の特徴

 

この咳の起こるメカニズムは、気道炎症のために起こります。気道というのは喉から肺までの管です。

ここで腫れたり、炎症が起こったりしています。ひどいと膿んだりしています。

この状態からの咳は朝起きる時、寝る時に連続する咳がでます。昼間は咳はほとんどでません。

もっとひどくなると、咳で眠れなくなります。ここまでくると昼間でも咳がでる場合もあります。

あとはヒューヒュー音が聞こえたりします。これは気道炎症により気道が狭くなっているからです。

もうここまでくると喘息です。

 

かぜをひいてから、風邪の症状がよくなったのに、咳だけが残るという方が結構います。

まあ熱もないし、喉もいたくないし、咳だけだからとほかっておくと、その咳が末梢性の咳だった場合、数か月後には咳喘息と診断され、吸入ステロイドを使わないといけなくなったりします。

現在日本では小児喘息は減ってはいますが、大人の咳喘息は増加傾向にあります。

 

解決策

 

以上の2点から末梢性の咳に対しての薬を処方してもらう、薬を手に入れるにはどうしたらいいのでしょうか?

それも早急に判断して処置をする必要があります。

 

自分の咳がいつ出るのかを思い出し、朝起きるとき寝る時に集中して咳がでて、昼間起きているときは咳がまったくでないのかどうかを見極めて、末梢性だと判断できたら、病院の先生に喘息みたいな咳がでますと申告しましょう。

薬局で相談する場合も喘息に使える薬をくださいといえば紹介してもらえます。

 

おすすめの薬

 

 

一番おすすめは麦門冬です。

濃くなった痰を薄め、天然ステロイド(オピオポゴニン)が含まれているため、強力に末梢性の咳に効きます。

植物にステロイドが含まれているなんて自然界とはすごいですね

 

     オピオポゴニン

オピオポゴニン

 

お湯でといて、ゆっくり服用するとよく効きます。 一日から効きます。

南天実のど飴を併用するとより効果的です。一緒に使っても大丈夫です。 南天実にはヒゲナミンという気管支拡張剤が含まれていて気管支を広げて呼吸を楽にしてくれます。なおヒゲナミンはドーピングに引っかかりますので、国際競技などに参加する方はご注意ください。

 

合成系ではアストフィリン、アスクロンがいいです。気管支拡張作用、咳止め作用があります。

あまりひどい場合はロキソニンと併用ても大丈夫です。

 

一度自分の咳の特徴を見極めて適切な薬を服用して咳喘息にならないようにしてください。