現代医学では説明のつかない漢方薬
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
これは立てば芍薬、座ればぼたん、歩く姿はユリの花の芍薬です。
綺麗な花を咲かせます。 実はこの根っこが漢方に使われます。
また芍薬は実に不思議で、鎮痙鎮痛作用があります。
合成薬ではそんな薬はないです。
鎮痙薬は病院でも一般薬でもだいたいブスコパンを使います。
鎮痛薬はイブプロフェン、アセトアミノフェン、ロキソニンです。
鎮痙と鎮痛作用を持つ芍薬は実に特殊な薬です。
頭痛と腹痛両方に効いてしまうのです。
芍薬=ブスコパン+イブプロフェンなんです。 信じられない
信じられない効き目の早さ芍薬甘草湯
この処方はこむら返り、つまり足のつりという効能をもっています。
本当に効くんかいなと思いきや、、、、なんと数分で効くんです。
どうしてこんなに早く効くのかはいまだに解明されていません。
通常の薬なら服用して吸収されて効いてくるので20分くらいはかかります。
数分で効くというのは説明できません。
ただ考えられるのは嗅覚刺激か、味覚刺激です。 嗅覚刺激はアロマテラピー療法としてイギリスでは国家資格となっています。そんなに匂いがあるとは思えませんので、私の邪推では味覚刺激ではないかと思うのです。
世界中探しても味覚刺激の治療は見当たりません。
もし芍薬甘草湯が味覚刺激で効いているとすれば、錠剤とかカプセルとかではなくて、顆粒、薬湯などじっくり味わった方がよく効くという仮説が成り立ちます。錠剤ならかみ砕いて味わって飲むとか。こんな研究も見たことがないし、聞いたこともないです。もし味わってよく効くというこが説明できたらこれは大変面白い研究になるでしょう。
味覚を刺激を刺激することで、大脳に刺激がいき、こむらがえりが治るということが説明できるかもしれませんね。
いやー漢方ってすごい。 人類の叡智です。