石灰沈着性腱板炎

石灰沈着性腱板炎

 

夜間に突然肩関節が痛みだすことがおおいです。この患者さんは突然ではなかったですが、痛みがすごくて、肩が動かせなくなったと言っていました。

男性だったんですが、一般的には40~50代女性に多いようです。

 

原因は肩腱板内に沈着したリン酸カルシウムの結晶です。急性の炎症がおこり痛みを生じます。

 

血液の最適pHは弱アルカリなので、食事などで血液が酸性に傾くと、骨を溶かしてpHを調整していきます。

 

通常はそんなにひどいことにはなりませんが、尿路結石や腎臓結石は血液が酸性化した結果、おこることだといわれています。

 

この場合は原因は不明ですが、血液と骨のバランスが崩れてしまったのでしょう。

これが逆に崩れると、骨粗鬆症になって、骨がスカスカになります。

骨は実は固定化されているわけではなくて、しいて言えば、湯舟にお湯を入れながら、栓を開けてお湯を流している状態が骨の状態です。

蛇口が骨芽細胞、栓が破骨細胞となり、このバランスを絶妙にとっているのです。

 

人体って本当にすごいですね。